ドライプレス加工技術

健康・安全・環境への貢献
  DLC(ダイヤモンドライクカーボン)は、高硬度・耐摩耗性・摩擦係数が小さく
滑らかである。
この性質を利用し、金型にコーティングさせプレス加工の量産に成功。
  環境負荷においてプレス業界の大問題であり、これまで常識とされてきた2項目
摩擦低減の為の潤滑油使用』『洗浄の為、大量の水、薬剤を使用』を
省略ができた。
  用途として
打抜加工切断加工曲げ加工さらに三次元形状の絞り加工
にも使用可能.


ドライプレス加工製品
通常のプレス加工

金型に材料を挟み込み、大きな圧力を加えることで、
製品を成形する製造方法で金型と材料に大きな摩擦力が掛かる為、
潤滑油を使用し加工を行う。
 その後潤滑油を洗い流す為に溶剤等による洗浄が行なわれる。
今潤滑油と洗浄用溶剤が環境に対して非常に問題となっている。
ドライプレス加工

金型にDLC皮膜(ダイヤモンドライクカーボン)を蒸着させることにより、金型表面にとても滑らかで、硬質な皮膜をつくり潤滑油を使用せずに、摩擦を軽減させ加工する方法。
潤滑油を使用しないため、溶剤等による加工後の製品の洗浄も
する必要が無い。


DLCドライ加工の技術開発とプロセス研究開発から実用化までの挑戦!!

材質 品物 詳細
材質:A1050
板厚:0.6o
絞り:1工程
ドライ加工におけるアルミの丸絞り実験。東京都産業技術研究所との共同研究。
5万個以上の完全ドライ加工が可能(継続中)
しごき加工の金型を山陽プレスにて製作。
5万個のドライ加工。
材質:A1050
板厚:0.6o
絞り:2工程
ドライ加工によるデジタルカメラ絞り実験。
完全ドライ加工不可。無洗浄油を使用した加工は1000枚可能。
1000枚で実験終了
*無洗浄油:揮発性の油、加工後成分の殆どが気化する為、材料の洗浄を行なう
必要が無い。
材質:A5052
3μm DLC
コーティングバイス
切削用バイトにDLCコーティングを施し、効果の確認。
超硬バイトとの比較。
50Φのスピン加工実験100枚までに滑らかな仕上がりに差異がある。
材質:SUS304
板厚:0.3o
絞り:1工程
ドライ加工によるステンレス丸絞り実験。
日本工業大学との共同研究。
20000個 セミドライから完全ドライ加工。
材質:A1050
板厚:0.6o
絞り他:10工程
ドライ加工によるカードケース絞り実験から実用化へ。
カードケース、ドライ加工絞り成形金型、カーリング金型、チリきり金型、
穴あけ金型、ブランク金型、刻印金型。全10型
実用化ドライ加工。全工程ドライ加工。A1050材使用。各10000ショット。
延べ100000ショット